エオネックス、新規質量分析計を導入

当協会会員 エオネックス(金沢市、市山勉社長)は、米国製の液体クロマトグラフ質量分析計「Agilent 6475 トリプル四重極(LC/MS/MS)」を新規導入し、本格稼働を開始しました。この装置は、規制対象のPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)およびPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の分析に対応しています。

PFOSおよびPFOAは、撥水剤や表面処理剤など幅広い用途で使用されていますが、環境や生体への悪影響が懸念されており、水道水や浄水からも検出されています。そのため、これらの物質の濃度を把握し、水質の適切な管理が求められています。

新たに導入したLC/MS/MSは、高性能かつ迅速な分析結果を提供することができ、様々なパラメータを同時に評価することが可能です。エオネックスでは、すでに石川県および福井県内の自治体の浄水場や金沢市内のホテルの水道水の調査・分析依頼を受けており、社会的なニーズが高まっています。

市山社長は、「これまでの知名度と自社対応によるスピード感を最大限に生かし、分析のみならず、対象物質の汚染源の特定や拡散状況、水や土壌の浄化技術の提案、浄化工事の提供まで、他社に先駆けて全力で取り組んでいきたい」と強調しています。

エオネックスは、今後も水道事業者やコンサル会社、不動産関係、産業廃棄物処理業者、各種製造業者からの需要が一層高まると見込み、5年後の売上目標として1億円を掲げています。

エオネックス新聞記事 (PDF)

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